スキーナ川

3月の初め、スプリングランスティールヘッドは産卵場へ向かって遡り、川へ到着し始め、初期のチヌークもそれに続きまます。6月までは、高地の融雪により、スキーナ川は水位が高くなり茶色く濁るため、フライフィッシングには適しません。
しかし、7月と8月に川の水位が再び戻る時はフライフィッシングには最適な状態です。この時点で、川はサーモンとスティールヘッド（ニジマス）のハイウェイのようになり、文字通り何百万もの魚が上流へと移動します。パシフィックサーモン５種の全て（チャム（白鮭）、ピンクサーモン（カラフトマス）、銀鮭、チヌーク（キングサーモン）、紅鮭）が多数やってきます。これに続き、コッパー川、キスピオックス川、バビン川、サスタット川、など他の多くの有名なスキーナ川の支流へと向かう大きなサマーランスティールヘッドがやってきます。彼らはフライやクローム製ルアーに対してアグレッシブに戦います。一度、フックにかかったときにそれを実感するでしょう！あなたの手元のリールから数百ヤード飛ばしたバッキングの先が跳ねたり、横転したり、リッピングします。

そんな釣りは本当に素晴らしいです。この時期、スキーナ川では世界記録となる魚を手に入れる時期です。我々はスキーナ川の全てのセクションへのガイド権を保持している数少ないガイドです。

スキーナ川は本当に印象的な川です。大きな魚が川に泳ぎ、雪に覆われた山があります。そんなポストカードのような風景の中での釣りは、より一層、ドラマティックなものに感じます。200年前のような、全くの自然のままで、ダムのない川で釣りができる場所は世界でも数少ないです。スキーナ川でフライをキャスティングすることは人生を変える経験になるでしょう。なぜなら、あなたが次に釣る魚は2キロ、もしくは20キロになることを実現可能にするからです。